4月は宝石の王様ともう1つ。奥深い2つの誕生石の魅力とは

コラム

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宝石の王様ダイヤモンド。

無色透明な宝石にも関わらず、光を受けると七色に輝き、その存在感を発揮します。

大人女子なら誰しも1つは欲しいと思ってしまう宝石でもあります。

だってダイヤモンドって、やっぱり特別ですから。

そんなみんなの憧れの的であるダイヤモンドは、4月の誕生石。

ちなみに、4月の誕生石は実は2つあって、1つはみんなの憧れダイヤモンド。

そしてもう1つは、クオーツ。

水晶といった方がわかりやすいでしょうか。

4月の誕生石はどちらも透明の宝石なのですね。

歴史を超える美しさをもつ2つの宝石

影までもが美しいダイヤモンド

私、先日カルティエ展に行ってきたんです。

そう、あの憧れのジュエリーブランドのカルティエです。

時計はもちろん、様々な宝石を贅沢にあしらったジュエリーがたくさん展示されていました。

中には、一生触ることができないような大きさの宝石もありました。

本当にたくさんのジュエリーがあったのですが、その輝きに引きつけられたのは、やはりダイヤモンド。

他の宝石と違って、ダイヤモンドが展示されている区画は、ミラーボールのように陰の部分に光が反射しているんですよね。

撮影可能エリアも一部ありましたが、カメラを通すとその美しい反射が表現されなくなってしまったので、早々に諦め、目に焼き付けることにしました。

印象的だったのが、1902年に作られたダイヤモンドのヘアオーナメントと2004年に作られたダイヤモンドのネックレス。

同じ区画に隣り合って並ぶダイアモンドの輝きは、100年の差なんて微塵も感じさせません。

差し込む光を七色に反射するダイヤモンド。

その輝きに見とれるあまり、足に根が生えたようにその場に立ち尽くし、ため息ばかりが漏れていました。

本当に美しいものを目の当たりにすると、人は言葉なんて出てこなくなってしまうんですね。

神秘的な力が宿るクオーツ

日本では水晶と呼ばれているクオーツですが、水晶と呼ばれる前は「水精」と呼ばれていました。

ちなみにクオーツの別名の「クリスタル」は透き通る氷という意味です。

透き通る美しさのクオーツは、日本でもヨーロッパでも水を連想させたとは、面白いですね。

また、クオーツを「水精」と呼んでいた頃、クオーツには精霊が宿ると考えられていました。

ですので当然、儀式などの神聖な行事に使われるように。

だから今でも占いに使われているのですね。

宝石言葉

ダイヤモンドの宝石言葉は花嫁にピッタリ

ダイヤモンドの宝石言葉は「清純」と「無垢」。

どちらも清らかな乙女を連想させる宝石言葉です。

また、ダイヤモンドは婚約指輪や結婚指輪に使われる宝石でもありますよね。

ダイヤモンドの輝きは永遠に失われないもの。

そこから転じて「永遠の絆」という宝石言葉もあります。

だからこそ婚約指輪や結婚指輪に使われるようになったのですね。

「清純」「無垢」「永遠の絆」という宝石言葉を持ち、婚約指輪や結婚指輪に欠かせないダイヤモンド。

幸せな花嫁を連想させる宝石と言えますね。

見えない力を予感させるクオーツの宝石言葉

クオーツ(水晶)と聞くと、あなたはどんなものを想像するでしょうか。

私は、大きなまあるい水晶を想像しました。

そう、占い師が持っているあれです。

そんなクオーツの宝石言葉は「知恵」と「直観力」。

なんとなく占いにも使われる理由がわかる気がします。

たくさんの仲間をもつクオーツ

ダイヤモンドと同じく、無色透明のイメージのクオーツですが、実はクオーツにも色のついたものが存在します。

しかし、その中には名前を持ち、1つの宝石として独立しているものもあります。

例えば、紫色のクオーツは2月の誕生石のアメジスト。

黄色のクオーツは、11月の誕生石のシトリンといったように。

また、クオーツの中にはインクルージョン(内包物)として他の宝石が入っているものも多くあります。

中には、大昔の水が入った水晶なんてものもあるんですよ。

インクルージョンの入ったクオーツは、1つとして同じ模様のものはありません。

だって自然が生み出した模様なのですから。

色だけでなく、インクルージョンまで楽しめるようになったら、もうあなたはクオーツマスターです。

まとめ

ダイヤモンドとクオーツ。

無色透明のイメージの強い誕生石を持つ4月生まれ。

けれど、ダイヤモンドは12種類ものカラーダイヤモンドがあり、まばゆい輝きを持つものだけでなく、さりげなくきらめくものまであるので、好みに合ったダイヤモンドが着つかることでしょう。

最近は結婚指輪でも、ホワイトダイヤモンドだけでなく、ピンクダイヤモンドやブラックダイヤモンドが使われるものが多くなってきました。

ピンクダイヤモンドほどではありませんが、サムシングブルーにちなんだブルーダイヤモンドが使われているものもたまに見かけます。

対して、クオーツは色のついたものもありますが、他の宝石にはなかなか見られない特徴が。

それはインクルージョンを個性として楽しめること。

実はインクルージョンはほとんどの宝石に何かしら入っているものですが、入っていると価値が下がってしまうものなんです。

しかし、クオーツの場合、インクルージョンが作り出す個性的な模様を楽しむことができる宝石の1つ。

個性的なファッションにも合わせやすい独特の存在感があります。

無色透明なだけではない4月の誕生石、奥が深いですね。

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