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ガーネットは1月の誕生石として有名な宝石。
そして、聖書の時代から人々に愛されてきた宝石でもあります。
ガーネットと聞けば、赤いものを想像する人が多いかと思いますが、実は赤だけでなく、たくさんの色の種類を持つ宝石なのです。
シャンパンガーネットは可愛らしい桜色
深紅の魅惑的なガーネットも美しいのですが、もっと爽やかで可愛らしい印象なのが、シャンパンガーネット。
世界中でもタンザニアのある鉱山でしか発掘できないため、とても希少なものですが、桜のような淡く爽やかなピンクは、乙女心を掴んで放しません。
シャンパンガーネットのリングをはめると、手の色がワントーン上がるような気がします。
桜色は、女性の肌を引き立たせてくれる色でもあるのです。
バラのような気品あふれるマラヤガーネット
マラヤガーネットもピンクのガーネットですが、シャンパンガーネットのような桜色ではなく、気品あふれる優雅なバラ色。
マラヤガーネットの指輪をつけている時に口紅を直すと、なんとも色っぽく、それが鏡に映った自分であることも忘れて見入ってしまうような魅力があります。
しかも、その色っぽさは決して下品なものではなく、芯の通った気品を感じさせます。
だからこそ、ついつい見入ってしまうのでしょうね。
大人の魅力を演出するロードライトガーネット
ガーネットの中でも流通量の多いロードライトガーネット。
流通量が多いので、1度は目にしたことがあるんじゃないかと思うのですが、よく思い浮かべる深紅のガーネットではありません。
ロードライトガーネットは、赤と紫が混ざりあった大人のワインレッド。
その中でも紫色の濃いものは「パープルガーネット」と呼ばれ、高値で取引されています。
ワインレッドのロードライトガーネットをつけて、ワインをいただく。
想像するだけで、ワインの味が何倍にも美味しく感じられそうです。
オレンジのようなスペッサタイトガーネット
マンダリンオレンジ、タンジェリンオレンジってありますよね。
そう、果物のオレンジの種類です。
そんなオレンジの名前を持ったマンダリンガーネット、タンジェリンガーネットという美味しそうなオレンジ色のガーネットもあります。
どちらもオレンジ色ですが、赤みの強さによって名前が変わるのです。
しかし、実はどちらもスペッサタイトガーネット。
他のガーネットとは異なり、元気で活発な印象のビタミンカラーです。
元気をチャージしたいときに身に着けていると、もうひと踏ん張り気合が入りそう。
ツァボライトガーネットは美しいエメラルド色
ガーネットなのに美しいエメラルドグリーンなのが、ツァボライトガーネット。
その色から、かつてはエメラルドと間違われていたことも。
実はこのツァボライトという名前を命名したのは、あの憧れのブランド、ティファニー社。
以前は日陰の存在だったグリーンのガーネッですが、ティファニー社のおかげでみるみる人気の宝石となりました。
しかも、このツァボライトガーネット、輝きがすごいんです。
光の反射は、あの宝石の王様ダイアモンドをも上回ります。
エメラルド好きの人にもおすすめしたいガーネットです。
マリガーネットは爽やかなレモン色
1994年に発見されたマリガーネット。
宝石としては新顔のマリガーネットは、流通量こそ多くはありませんが、その爽やかな色がとても魅力的。
まだ熟す前のレモンのような爽やかなグリーンからレモンイエロー、完熟の濃いイエローまで様々な濃さがあります。
流通量が少なく、色も幅広いため、気に入った色に出会えるのはもはや奇跡のようなマリガーネット。
出会えたらその場でお迎えしましょう。
1つの宝石で2度おいしいカラーチェンジガーネット
カラーチェンジガーネットとは、その名の通り色が変わるガーネットのことを指します。
カラージュエリー(色のある宝石)は蛍光灯や日光によって、輝きや色の深さが変化しますが、カラーチェンジと呼ばれるものは、青から赤など色そのものが変化するのです。
カラーチェンジする宝石は、希少なものばかりですが、持っていれば1つで2つの色が楽しめるお得な宝石。
まさしく1つで2度おいしい宝石と言えます。
宝石の女王と瓜二つなベキリーブル―ガーネット
宝石の王様は、言わずと知れたダイアモンドですが、カラーチェンジの宝石にも王様が存在します。
その王様とは、アレキサンドライト。
そんなアレキサンドライトとカラーチェンジが似ているのが、ベキリーブルーガーネット。
ガーネットは昔は「青以外の色はある」と言われていましたが、ベキリーブルーガーネットはその名の通り、日の光の下では深い青のガーネット。
日中は青なのに、赤い輝きが見えるなんとも不思議な魅力を兼ね備えています。
そんなベキリーブルーガーネット、白熱灯の下では紫がかった大人なピンクへと色を変えます。
仕事中は知的なブルー、終業後のプライベートは女性らしいピンクになるベキリーブルーガーネットは、社会で働く女性にピッタリなガーネットに思えます。
春の日の昼と夜を連想させるバラカガーネット
春の新緑のような爽やかなミントグリーンのバラカガーネット。
しかし、カラーチェンジをするとミントグリーンの爽やかなグリーンは一転、鮮やかなピンク色に。
バラカガーネットのカラーチェンジはブラックライトにあてたときなので、しょっちゅうカラーチェンジを見られるわけではありません。
ですが、暗い中でピンク色に光るさまは、夜桜を思わせます。
新緑と夜桜。
うららかな春の日の昼と夜を表すバラカガーネットは、是非とも手に入れたい宝石ですが、ただでさえ希少な上に、美しくはっきりとカラーチェンジするものはその中でもごくわずかしかありません。
出会えたら、それはもう奇跡としか言いようがありません。
王道の深紅ならパイロープガーネット
パイロープガーネットはまさに深紅。
ガーネットと聞いて、誰しもが想像する古くから愛されてきた王道のガーネットです。
その赤の深さは、赤い宝石として有名なルビーと見分けがつかないほど。
眺めているだけで、吸い込まれてしまいそうな魅惑的なパイロープガーネットは18~19世紀のロンドンで大流行。
やはり美しいものは、いつの時代も人の心を引きつけるのですね。
まとめ
赤い宝石で有名なガーネット。
しかし、黄色や緑、さらにはカラーチェンジするものまで、たくさんの種類があります。
誕生日が1月の人はもちろん、いままでガーネットにあまり興味がなかった人でも、赤以外のガーネットに心惹かれてしまうかもしれません。
これだけたくさんの色のものがあるので、店頭で気に入った宝石が、実はガーネットだったなんてこともあるかもしれませんね。