モルガナイトは異なるピンクでも名前が区別されない珍しい宝石

コラム

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可愛らしく上品なピンク色の宝石として人気のモルガナイト。

その美しさから、アメリカ文学を代表する『グレートギャツビー』に登場するほど人気を博した宝石です。

もちろん、現在でもモルガナイトの人気は衰えることなく、20~30代の大人女子を中心に人気のある宝石です。

そんなモルガナイトはアクアマリン、サンゴと並んで3月の誕生石としても知られています。

今回はそんなモルガナイトのお話。

様々なピンクがあるのに名前は1つだけ

基本的に宝石は、1つの種類でもその色合いによって様々な名前を持ちます。

例えば、同じ3月の誕生石アクアマリンは色合いによって4つに分けられます。

一般的によく知られている、透き通った水色の普通のアクアマリン。

天然でも濃いブルーのものをサンタマリアアクアマリン。

乳白色が混ざったような色のミルキーアクアマリン。

中に入ったインクルージョンが猫の目のように見えるアクアマリンキャッツアイ。

もちろん、モルガナイトもその個体によって、フラミンゴのようなオレンジがかったピンクのものや、青みがかったピンクのものまで色合いに差があります。

しかし、モルガナイトは他の宝石のように色合いによって名前が付けられていないのです。

オレンジに近い色のものも、青みの強いものもどちらもモルガナイト。

なので、ネットでジュエリーを購入する際には、そのショップの仕入れているモルガナイトの色の傾向を調べたり、ルースを写真で確認した方が、より自分好みのモルガナイトを選ぶことができます。

同じピンクと言えども、イエローベースの肌か、ブルーベースの肌かによって、似合うピンクはまったく別物。

イエローベースの肌には、オレンジみのあるモルガナイトが。

ブルーベースの肌には、青みのあるピンクが似合う傾向にあります。

自分に似合う色を身に着けた方が、不思議と肌が明るく見えるんですよ。

ちなみに、モルガナイトの中で価値がより高いとされているのは、青みが強く、ピンクの彩度が高いモルガナイト、天然のもので多いのはオレンジみのあるモルガナイトです。

まとめ

他の宝石と違い、色味によって名前が分けられていないモルガナイト。

なので、ネットで購入する際にはそのルースがオレンジがかったピンクなのか、青がかったピンクなのか、きちんと確認した方が、より自分に合ったモルガナイトを手に入れることができます。

自分に合うピンクのモルガナイトは、20~30代の大人女子の品のあるかわいらしさを引き出してくれることでしょう。

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