※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
9月の誕生石は、私たちの住む地球と同じ美しい青色が有名なサファイア。
ルビーとは兄弟のような関係で、その構造はほぼ同じ。
その構造をもつ中で、赤色のものをルビー、それ以外の色をもつのがサファイア。
そう、実はサファイアには、多くのカラーバリエーションがあるのです。
そんなサファイアを持つ9月生まれは、複数の誕生石を持つ月以上に選択肢の多い月だと言えます。
サファイアは聖職者の証
多くの色を持ちながら、青色のイメージが強いサファイア。
それもそのはずで、名前の語源はラテン語で「青色」を意味するサッピルス。
また、旧約聖書の中では、青色の宝石は全て「サファイア」と記されています。
これらのことからサファイアは、青い宝石というイメージが根付きました。
ちなみに、旧約聖書に登場する青い宝石は、そのほとんどがサファイアではなく、実はラピスラズリなんですけどね。
さて、そんな青色のイメージが強いサファイアですが、中世ヨーロッパでは、キリスト教の聖職者の中でも位が高い枢機卿や司教の証として、サファイアの指輪を人差し指に着ける習慣がありました。
そして枢機卿や司教が、サファイアの指輪をはめた手で信者に触れると、誠実や慈悲を与えるとされ、病や悩み、苦しみから人々を救うと信じられていたのです。
そんなサファイアにつけられた宝石言葉は「誠実」と「慈愛」。
聖職者の証であり、人々を救ってきたサファイアに相応しい宝石言葉ですね。
まるで虹色のカラーバリエーション
冒頭にお伝えした通り、サファイアは青だけでなく、色のバリエーションの多い宝石。
これだけ多いと、揃ったら虹のようになるんだろうなぁ。
サファイアでできた虹なんて、絶対美しいに決まってる。
具体的にどのような色があるのかは、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
9月の誕生石サファイアは、青のイメージが強いのですが、実は虹色のような色のバリエーションのある宝石。
ルビーやアメジスト、タンザナイトにも似た色があるので、これらの宝石の色が好きだけれど、誕生石もつけたいというわがままが叶う、数少ない宝石なのです。
それに、他の誕生石をつけるよりも、誕生石をつけた方が幸運が訪れるというので、そっくりな上に幸運まで手に入れられるなんて、とても羨ましいです。
また、ロイヤルブルーサファイアは、今でも愛される英国のプリンセス、ダイアナ妃からその息子ウィリアム王子の妻キャサリン妃に受け継がれている婚約指輪にも使われています。
英国のプリンセスと同じ宝石を身に着ければ、自分もなんだかプリンセスになったような気分が味わえます。
だって、いくつになっても女の子は、誰かのお姫様ですもの。
