6月の誕生石は、ロマンと気品、個性の3拍子を備えた3つの宝石

コラム

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やってきました6月。

なにを隠そう、実は私も6月生まれ。

6月の誕生石として有名なのはパール(真珠)。

でも、パールって石じゃないし、なんか仲間外れみたいで嫌だなと思っていました。

しかし、6月の誕生石はパールだけではないのです。

ムーンストーン、アレキサンドライトも6月の誕生石。

そう、石もちゃんとあるんです。

しかも、誕生石が3つあって、そのうち海の宝石も含まれているのは3月と6月だけ。

そして、アレキサンドライトは、あのダイヤモンドと並んで「宝石の王様」と言われることも。

なんとも素敵な月なのです。

ロマンチックな由来を持つ宝石言葉

人魚の涙に着けられた宝石言葉

パールの宝石言葉は「健康」「長寿」。

パールには、人魚が流した涙が、波にはじけてできた宝石だという伝説があります。

聞いたことはありませんか。

人魚の肉を食べると不老不死になれるって。

そんな人魚の涙であるパールにも、その効果があるのかもしれないと思ったのか、パールは世界中で古くから薬として飲まれてきました。

あの三大美女の1人、クレオパトラも酢にパールを溶かして飲んでいたとか。

今でもパールは漢方に用いられていますが、100gあたり数万円とさすがのお値段です。

私なら漢方として飲まずに、ジュエリーとして身に着けて楽しみますね、間違いなく。

そんな薬としての側面も持つパールだからこそ「健康」「長寿」という宝石言葉が着けられたのでしょう。

疲れがたまっていたり、風邪の引き始めにパール身に着けるといいかもしれませんね。

恋人たちが愛を結ぶ月の光

水晶のような乳白色の中に、光を差し込むと現れる優しい青い光。

その不思議な美しさからムーンストーンは「月の光がしたたり落ち、固まってできたもの」だと言われています。

そんなロマンチックなムーンストーンの宝石言葉は、「愛の予感」「純粋な愛」

月と言えば、夏目漱石は「I love you」を「月がきれいですね。」と訳したという話は有名ですよね。

また、中世ヨーロッパでは、恋人たちがムーンストーンを贈り合い、お互いの愛を確かめ合う習慣がありました。

そして片思いの場合は、月光の元でムーンストーンを口にくわえると願いが叶うとされていた。

このように月と愛は、結び付けて考えられることが多く、月の光の結晶であるムーンストーンにも「愛の予感」「純粋な愛」という宝石言葉がつけられたよう。

なんだか恋人から誕生日プレゼントでもらいたくなってしまいますね。

皇帝の名を持つアレキサンドライト

アレキサンドライトは「昼のエメラルド、夜のルビー」と呼ばれることからもわかるように、光によって色を変える珍しい宝石。

くっきりと美しく変えるアレキサンドライトは、あのダイヤモンドと並んで「宝石の王様」とされています。

そんなアレキサンドライトの宝石言葉は「秘めた想い」と「高貴」。

アレキサンドライトという名前は、ロシアの皇帝アレクサンドル2世に由来します。

新しく見つかった、色を変える珍しい宝石。

しかもその色はロシアの軍服と同じ緑と赤をしているとなると、国民は皇帝にこの新しい宝石を献上せずにはいられません。

そうして当代の皇帝ニコライ1世に献上されたのですが、その日は皇太子アレクサンドル2世の誕生日。

そのため、皇太子にちなんでアレキサンドライトと名付けられたのです。

そんな後の皇帝の名前を持ち、ダイヤモンドと並び「宝石の王様」と称されるアレキサンドライトに「高貴」という宝石言葉はまさにふさわしいと言えます。

また、日の光の元では、エメラルドのような緑色のアレキサンドライトが、ろうそくの光の元では、ルビーのような赤に変わる。

その様子は人前では想いを秘めていても、1人になると想いがあふれ出てしまうようにも思えます。

「秘めた想い」はこのようなところからつけられたのでしょう。

まとめ

誕生石が3つもある6月生まれ。

しかもパールには「人魚の涙」という別名があり、ムーンストーンには「月の光が集まってできた」という伝説があり、アレキサンドライトはダイヤモンドと並んで「宝石の王様」と言われています。

なんてロマンチック。

そしてなんて気品漂う誕生石なんでしょう。

また、これら3つの宝石は他の宝石とは異なる、独特の存在感を放ちます。

誕生石を身に着けると幸運が訪れると言います。

気品があって、ロマンチックで、ちょっと個性的な6月の誕生石を身に着けて、幸運をつかむと同時に、オシャレの格をワンランク上げましょう。

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