月のような美しさが魅力のムーンストーンの知られざる種類

コラム

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月が固まってできたと言われる宝石、ムーンストーン。

乳白色に浮かぶ光はまるで青い虹のような美しさ。

他の宝石とは一味違う輝きを楽しめるのが魅力のムーンストーンは、6月の誕生石1つでもあります。

今回はそんなムーンストーンのお話。

くっきりと青が浮かぶロイヤルブルームーンストーン

ムーンストーンの中でも、光を差し込んだ時の青が美しいのが、ロイヤルブルームーンストーン。

また、通常のムーンストーンは乳白色をしていますが、ロイヤルブルームーンストーンは、クオーツ(水晶)のような透明感を持つのも特徴の1つ。

クオーツのような透明感があるからこそ、青い優しい光がよりくっきりと映え、とても美しいのです。

ペンダントにして身に着けていれば、その優しい光で、きっとあなたの表情もいつも以上に優しく見えることでしょう。

乳白色に七色の光が浮かぶレインボームーンストーン

通常、乳白色に青い虹のような光が浮かぶのがムーンストーンですが、中には例外もあるのです。

それがレインボームーンストーン。

その名の通り、光を受けると七色の虹が浮かびます。

実は私も、レインボームーンストーンの指輪を持っているのですが、角度によって赤や緑、青とオーロラのような光の表情を見せてくれます。

それでいて、他のジュエリーとも相性が良く、組み合わせに困らない優秀な宝石です。

重ね付けや、複数のジュエリーをつけるのが好きな方は、1つ持っていると助かりますよ。

透明度の高いアデュラリアンムーンストーン

ムーンストーンと言えば、ミルクをこぼしたような乳白相が特徴的ですが、アデュラリアンムーンストーンは、透明度が高く透き通るような色をしています。

そのため、光を差し込んだ時に見える青白い光が、よりくっきり美しく現れるのです。

しかし、アデュラリアンムーンストーンは、希少性が高いため、なかなかお目にかかることができない宝石でもあります。

もし、見つけたらその透明度を楽しんでみて下さい。

シンプルな美しさのホワイトムーンストーン

乳白色のムーンストーンに、あえてホワイトという名のつけられたホワイトムーンストーン。

ホワイトムーンストーンが、他のムーンストーンと区別されているのは、光が差し込んだ時に現れる色の違いから。

普通のムーンストーンが、光が差し込むと青が現れるのに対して、ホワイトムーンストーンは白~薄い黄色が現れます。

2月の満月を英語で「Snow moon(雪月)」と言いますが、ホワイトムーンストーンにはそんな名前が似合うシンプルかつ、清らかな美しさがあります。

とてもシンプルな宝石なので、重ね付けする際に組み合わせる宝石を選びません。

男性人気の高いブラックムーンストーン

ムーンストーンは乳白色のものばかりではありません。

色のついたものもあるのです。

その1つがブラックムーンストーン。

名前からわかる通り、地の色は黒ですが、透明度もあるため、光にかざすと濃いグレーのようにも見えます。

光が当たると、そんな地の色にブラウンが現れるブラックムーンストーンは、女性よりも男性に人気のある宝石。

黒いムーンストーンとは、まるで新月のようですね。

落ち着いた印象が魅力的なグレームーンストーン

ホワイトムーンストーンとブラックムーンストーンのちょうど中間にあたるのが、このグレームーンストーン。

光を差し込むと、白っぽい光が浮かびます。

ブラックムーンストーンが男性人気が高いのに対して、グレームーンストーンは女性人気が高いムーンストーン。

その理由は、グレームーンストーンが醸し出す落ち着いた雰囲気と、ファッション性の高さにあります。

特に20~30代の大人女子に人気の宝石です。

太陽を思わせるオレンジムーンストーン

色のついたムーンストーンは、なにもモノトーンだけではありません。

なんと鮮やか鮮やかなオレンジ色のものもあるのです。

その鮮やかさは月というよりも、太陽のような印象を受けます。

しかし、光が差し込むとムーンストーンらしく光が現れます。

オレンジの地の色に洗われる優しい白い光は、太陽と月が同時に空にあるような幻想的な魅力に満ちています。

まとめ

6月の誕生石の1つであるムーンストーン。

乳白色のものが有名ですが、男性人気の高いブラックや、鮮やかなオレンジなど様々な種類があります。

他の宝石とはひと味違う、ムーンストーン独特の美しさを、自分好みの色で味わってはいかがでしょうか。

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