10月の誕生石として知られるオパール。
オパールと言えば、白や乳白色に細かい七色の遊色が万華鏡のように美しくきらめくものが一般的ですが、実は他にも種類があるのをご存知ですか。
今回は、白だけじゃないオパールの世界をご紹介します。
オパールと言えばホワイトオパール
まずは、代表的なホワイトオパール。
真っ白なものから乳白色に、遊色がきらめくオパールです。
ミルクの中に虹を閉じ込めたような不思議な輝きが美しく、そして可憐。
遊色のパターンは2つとして同じものはないので、お気に入りに出会えたらずっと眺めてしまいます。
遊色が際立つブラックオパール
ブラックオパールはその名の通り、地色が白ではなく黒もしくは濃い青のものを指します。
ブラックオパールの魅力は、なんといっても遊色の美しさ。
ホワイトオパールでも遊色のきらめきは十分に楽しめますが、ブラックオパールのように地色が暗い色だとホワイトオパールよりも、よりはっきりと遊色のきらめきを見ることができるのです。
その姿は夜空に輝くオーロラのよう。
また、ホワイトオパールよりも大人っぽく、知的な印象なので、スーツに合わせると「できる女」の風格が漂います。
可憐な乙女の印象のピンクオパール
ピンクオパールもその名の通り、地色がピンク色のオパール。
ホワイトオパールがオパールがミルクみたいな地色なのに対し、ピンクオパールはイチゴミルクのような色をしています。
そしてその中には、虹のような七色の遊色のきらめきが。
これが可愛くないわけがない。
だからこそ、ピンクオパールは、オパールの中でも20~30代の大人女子に1番人気。
デートの時に身に着けると、可憐で甘い乙女な印象に。
当社比1.7倍かわいい自分になれちゃいますよ。
宙に浮く虹色の輝きクリスタルオパール
クリスタルオパールは、クオーツ(水晶)のような透明な地色に遊色が輝きます。
まるで氷の中にオーロラを閉じ込めたような美しさ。
透明感のあるクリスタルオパールは、どんな服装にも合わせやすいのでオフィスシーンでもプライベートでも大活躍すること間違いなしです。
水面に写したようなウォーターオパール
ホワイトオパールのようなミルクのような地色に、ぼんやりと浮かぶ七色の光。
まるで、水面にオーロラが移っているような輝きを見せるウォーターオパールは、他のオパールと比べて遊色が優しく微笑みかけてくれているかのよう。
ムーンストーンの光と似ていますが、ムーンストーンは青い光だけなのに対し、ウォーターオパールは七色の光を楽しむことができます。
暖炉の火のような輝きのファイアオパール
小さい頃、暖炉のある家に憧れたりしませんでしたか。
私はとっても憧れていました。
暖炉の中で燃えている火を見るのが好きだったんですよね。
独特の暖かいきらめきがあって。
そんな暖炉の火を連想させるのがファイアオパール。
地色は赤やオレンジ、黄色といった暖かみのある色。
遊色がないものもありますが、遊色があるものだと炎の一瞬のきらめきが再現されてとても美しいですよ。
寒い冬でも、ファイアオパールをつけると、火が灯っているいるようで、暖かみが感じられます。
まとめ
万華鏡のように1つの宝石の中に、細かいたくさんの色のきらめきが宿っているオパール。
王道は乳白色のものですが、実は白系以外にもたくさんの種類のオパールがあります。
地の色が変わると、中できらめく遊色の雰囲気も違って見えるから不思議です。
雰囲気の異なるオパールをいくつか持つというのも素敵。
並べたらきっと幻想的になることでしょう。
あなたも万華鏡のようなオパールの魅力を、その目で味わってみてはいかがですか。