19世紀に大流行したシトリン爽やかなだけじゃないその種類とは

コラム

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トパーズと並び、11月の誕生石であるシトリン。

その美しい黄色はレモンのような爽やかさや、ハチミツのような甘さを持つものなど様々。

アールデコの時代では、一大ブームを巻き起こしていた宝石でもあります。

今回はそんなシトリンのお話。

淡く爽やかな黄色が魅力のバイアシトリン

美しい黄色が特徴的なシトリンですが、現在出回っているもののほとんどが実はアメジストを加工して着色されたもの。

バイアシトリンは、アメジストを加熱して黄色にしたものなのです。

もともと紫色のアメジストを加工したものですが、バイアシトリンからは紫色を感じることはありません。

レモネードのような淡い爽やかな黄色をしています。

嫌味のない色なので、大人女子にピッタリ。

オフィスシーンでも、プライベートシーンでも分け隔てなく活躍してくれることでしょう。

一大ブームを巻き起こしたマデイラシトリン

シトリンの語源は、諸説ありますがその1つがフランス語でレモンを意味する「シトロン」からきているというもの。

確かに、シトリンの爽やかな黄色はレモンを想像させます。

そして、その色が濃くなるとだんだんとハチミツ色に。

黄色からオレンジに近いグラデーションを持つシトリンですが、19世紀にのヨーロッパで爆発的な人気を博したシトリンがあります。

それはシトリンの最高峰「マデイラシトリン」。

マデイラワインに色が似ていることから、その名がつけられたシトリンで、濃いハチミツ色に赤味をさしたような暖かみのある色をしています。

しかし、現在ではかなり流通量が少ない幻のシトリン。

マデイラシトリンを見つけたら、普通のシトリンと比べてみてください。

濃厚な色香を放つマデイラシトリンと、甘く爽やかなシトリン。

それぞれの個性をより感じることができるはずです。

おまけで紹介。2月の誕生石アメトリン

アメトリンという宝石をご存知でしょうか。

アメトリンとは、紫色のアメジストと黄色のシトリンが同時に楽しめるバイカラーの宝石。

先ほど現在出回っているシトリンのほとんどが、アメジストを加工しているとお伝えしましたが、それができるのはアメジストとシトリンの成分が似ているから。

似たもの同士なので、天然でバイカラーのものが生まれることもあるのです。

もちろん人工的にも作ることができます。

アメジストのラベンダー色も、シトリンのハチミツ色も20~30代の大人女子と肌なじみがいい色なので、ワンランク上のオシャレをしたい時にはもってこいですよ。

まとめ

レモンのような爽やかな色から、ハチミツのような甘い色、お酒のような大人っぽい色気を感じる色など、様々な黄色を持つシトリン。

また、19世紀ヨーロッパではかなりの人気を博した宝石でもあります。

そんなシトリンは20~30代の大人女子と肌になじみ、肌色をワントーン明るく、美しく見せてくれますよ。

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